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2024.11.06
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熱いひとたち!!

みなさん、こんばんは。福井県敦賀市の阿部登記測量事務所 土地家屋調査士・行政書士の阿部です。ぐっと冷え込んで、今日はちょっと冬っぽかったですね。今年もあと1か月半ほどになり、そろそろ年末モードといったところで風邪ひかないようお互いに注意しましょうね。

さて、今日の本題ですが、先週末に静岡県浜松市に研修を受けに行ってきました。何の研修かといいますと、GNSS測量機を用いた測量のスキルアップ研修といった内容です。

そもそも、GNSS測量機を用いた測量とは?ですが、ごく簡単に言いますと、あたり一面の器械点や境界点(境界標)などがなんらかの理由でなくなってしまったとしても、人工衛星からの信号をキャッチして手間がかからずに境界点を復元できる測量のことを言います。車のナビや、スマホの位置情報サービスやなんかと理屈としては同じです。南海トラフ地震も近い将来確実に起きると言われていますし、そういったとき、そうした測量をやっていないところは事実上、境界点の復元は困難だろうと思います。

数年前、何百万円していたGNSS測量機器が、長野県のビズステーションさんが製造販売しているdrogger(ドロガー)というまさに革命的ともいえる、安価でありながらクオリティの高いGNSS測量機器の出現で私たちをとりまく環境は大きく変わり、「GNSS測量機器は(価格が)高いから」という言い訳が通用しなくなりました。

といった状況で「境界の専門家です」と言いながら、いまそれをやらなくて一体いつやるんでしょうねぇ・・・?!と、話しがそれてしまいました(^-^;静岡県土地家屋調査士会西遠支部主催にて企画から運営までされていたんですが、まず研修のレベルが非常に高くすごく勉強になりました。全国から最先端技術を学ぼうと、常にアンテナを張っている方々同士が集まっていろんな話しができ、交流することもできましたし本当に良い体験ができました。中でも、自分にとっていちばん大きかったのは自分の考える方向性が間違ってないという確信が持てたことです。

GNSS測量機器を用いた測量のことを、「世界測地系による測量」といったりもしますが、当事務所は基本、全ての現場について、世界測地系による測量を実施しています。まず、これからもこれを続けていくことと「民間等設置基準点」の設置を近い将来、当事務所で必ずやる!!と固く心に誓い、浜松をあとにしました。

企画、設営にあたられた、西遠支部の土地家屋調査士の皆様、講師の皆様、本当にありがとうございました!!

ビズステーションさん https://www.bizstation.jp/ja/corporate/