ローカルルール

みなさん、こんにちは。

今日は3.11。

今年も14時46分に黙とうをしました。

亡くなった方にご冥福を、避難されている方にお見舞いを申し上げます。

 

さて、ご縁がありまして、先日、滋賀県湖南市某所での建物滅失登記(登記簿を消してしまう手続き)のための現地調査に行きました。対象の建物は、お客さんから伺っていたとおり、たしかに現地には存在しておらず、あとは必要書類さえそろえば、申請手続きができることを確認しました。

 

建物滅失登記手続きのみならず、登記の世界では「ローカルルール」が存在します。

この建物滅失登記手続きは、ここ滋賀県では解体工事を行った業者さんが印鑑を押した「取壊し証明書」なるものが必要となります。基本的には。

現地に「ないものはない」のにですよ?誰かの証明がいるってどういうことなんですかね?

おかしな話しですよねぇ。

私の地元では、そういった書類は必要ありません。「ないものはない」んですしね。

 

では、その地域によって、なぜそういったローカルルールが存在するのか?ですが

理由は・・・私にもわかりません 汗

ただ、事件を処理する法務局の職員さんの立場からいうと、「ないものはない」って自分自身で判断するよりも、「たしかに存在してないよ、って誰かが証明してくれた方が自分が判断しなくていいしラク」というのはあるかもわかりませんね。

 

ちょっとこの案件は複雑だったので、そんな取り扱いで良いよね?ということで、

地元の法務局に一応お伺いを立てにここに行きました。

そんなこんなで、少しずつどこか違っていたりすることも多々ありますが、後で赤っ恥をかいてしまったりすることもあり得ますので、地元と違うところの場合は「もしかしてローカルルールが存在するかもな?」ぐらいは頭に入れておいたほうが良いでしょうね。

 

コロナ禍で大っぴらにドライブやら行けないなかで、仕事なので気兼ねなく遠くに行き、違った土地の空気を吸って、ちょっとした気分転換になった一日でした。

 

 

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土地家屋調査士・行政書士 阿部正貴(あべ まさき)

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